紫陽花のランチョンマット 押し花作品作り方
投稿日:2014.04.07 投稿者:ふう
これからは紫陽花の季節です。アジサイは押し花初心者にも押しやすい材料の一つです。
是非、葉っぱも併せて押して素敵な作品をつくりましょう。
ラミネーターを使用したランチョンマットは、制作も簡単な上、アルコールスプレーなどで手入れが出来るので、手軽なテーブルウェアとしてとても重宝です。
《写真で分かりやすいように、水色の紙の上で撮影しています》
作品サイズ 19cm×26.5cm 1枚
使用する押し花
・ヘクソカズラのつる(アカネ科のつる性多年草)…5~6本
・アジサイ二種類 青系…30枚程度 赤系…10枚程度
・アジサイの葉っぱ…10枚程度
使用する材料
・ラミネーターフィルム(100μ)B5サイズ…1枚
・レースペーパー 直径15cm (ラミネーターフィルムに収まる大きさのものならサイズ、種類は自由)…1枚
・押し花用接着剤…適宜
使用する道具・器具
・ラミネーター
・ピンセット
・爪楊枝
準備
・ラミネーターを100μに設定し、電源を入れておく。
1.ラミネートフィルムに接着剤でレースペーパーを固定する。
ラミネートフィルムを開き、好みの場所にレースペーパーを置く。
レイアウトが決まったら、接着剤を爪楊枝にとり、レースペーパーの中心に少し乗せてラミネートフィルムに軽く固定する。
このとき接着剤を付けすぎると、ラミネーターの故障の原因になるので注意すること。
2.ヘクソカズラを配置する。
B5サイズのフィルムの上に大きな素材であるヘクソカズラのつるを配置する。
押し花は一つ一つ形が違うので、B5のフィルムにバランスよく、つるの向きを工夫して置く。
このときに接着剤で固定しないこと。花の配置が全て終わったあと、微調整をして軽く固定するため、ここではおおらかな気持ちで材料をおいていく。
3.アジサイをブーケのように配置する。
材料の表(おしべなどが見える方)を確認して配置を行う。
アジサイの咲いている様子を思い浮かべながら、バラバラに押してあるアジサイの材料をブーケのように並べていく。
材料はレースペーパーからはみ出してもよい。
ピンセットを用いて、花の重なり方を工夫する。
大きなアジサイを手前に配置することで、作品に立体感が生まれる。
ブーケ状に配置したアジサイに、葉っぱを添えていく。
4.全体のバランスを見て、残りの材料を配置する。
出来上がりサイズがB5フィルムの大きさになるので、全体のバランスを見て、アジサイの葉っぱや花の部分を配置する。
材料をならべ終わったら、ピンセットで作品をつつくように微調整を行う。
5.ラミネートする
フィルムを閉じる前に、接着剤で押し花をフィルムに固定する。
爪楊枝の先にほんの少し接着剤をとって押し花の裏につけ、フィルムにのせる。
目的は、ラミネーターフィルムを閉じるとき静電気などで押し花が動いたり、ラミネーターの機械に通すとき配置した押し花が動いて、レイアウトが崩れてしまうのを防ぐこと。
レースペーパーを固定した時と同様、接着剤を付けすぎると、ラミネーターの故障の原因になるので注意すること。
ラミネーターの温度が設定温度まで上がっていることを確認して、レイアウトが崩れないようにそっと機械に通す。
機械から出てきた直後は熱いので、やけどしないよう注意する。
《完成》
ラミネーターのない場合は、機械に通さなくてもラミネート加工したように仕上がるシートが市販されているので、そちらを使用してもおなじような作品がつくれます。
《応用…ラミネーターを利用した作品例》
コースター
直径の小さいレースペーパーの上に押し花を配置する。
ラミネートした後にはさみでレースペーパーのまわりを切る。
しおり
本にはさみやすい大きさにカットした紙の上に押し花を配置する。
ラミネートした後にはさみで切り、上部にパンチで穴を開け、リボンやタイを結ぶ。
最近のコメント