五日市駅前保育園 たんぽぽ組 描画指導
投稿日：2011.10.18 投稿者：ふうちゃん
たんぽぽ組さんで、みんなと一緒にお絵かきをして遊びました。
テーマは絵本『わたしのワンピース』からのイメージです。
お話は一枚の真っ白な布が空からふって、ウサギさんがワンピースをつくるところからはじまります。
先日、動物園へバス遠足に行ったみんなは、ウサギをとってもよく覚えていました。
ほかに、ライオンやヘビも出てきて、描きたいものが次々出てきます。
お部屋には素敵な動物の絵がいっぱいありました。
真っ白な布が落ちてきて、みんなだったらどんなお洋服着たいかな？と、お話しながらお絵かきスタートです。
描画指導では、みんなに好きな場所に座ってもらっています。
みんな最初はおともだちとぎゅうぎゅうに座ったりして窮屈なところを選ぶ子もいます。
けれど、絵の具道具を使っていくうちに、ちょっとずつ広がったり、描きやすい向き、座り方に気づいていきます。
この指導方法を教えてくれた岡本先生は、ひとりひとりの『空間を把握する力』を身につけてほしいと考えています。画用紙や道具を並べて隣の人、後ろの人の邪魔にならない『大体ちょうどいい感覚』を自分で選べるようになって欲しいですよね。慣れてくると自然にいい距離を保てるようになってきます。
それに画家の多くは、自分のアトリエを好きな場所や心地いい所に構えたり、絵を描くところを大事にします。お絵かきの時間はみんなちいさなアーティストです。自分のこだわりの場所で創作してもらいたいです。
最後、ひまわり組さん同様みんなの絵を使って紙芝居をしました。
みんな素敵な絵をありがとうございます。
この描画指導は、ひろしまインターネット美術館会員作家『岡本礼子』先生の描画指導をもとに行っています。絵の大好きな子になってほしいな、と願い楽しくみんなで絵を描くことを大切にしています。また、自分でイメージする力を育てる一助となるよう工夫されています。
過去の講座の様子は下のURLをクリックしてみてください。
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