ふくしま保育園 年長さん たまねぎ染色
投稿日:2012.09.04 投稿者:あい
この日のためにたまねぎの皮を集めてもらいました。
みんなが育てたたまねぎ、給食で食べたたまねぎ、お家で食べたたまねぎ。
たくさん集めてくださって、いい色が出そうです!
さて、どうやって色をだす?
子ども達の答えは「つぶす」「たたく」
確かに植物をたたいて潰して染めていくやり方もあるので、おしい答えです。
正解は鍋でぐつぐつ煮ます。
「えー?!」子ども達には意外な方法だったようです。
まずは袋につめて、グループごとに鍋へ入れにいきます。
鍋でたまねぎの皮を煮ているあいだに、
みんなには大切なお仕事があります。
輪ゴムで縛る、「絞り」の作業です。
大きく絞る、小さく絞る、何重にも絞る。
途中「ここも絞ってみたら?」とオススメしてみましたが、
「そこは絞らない」とお断りされました。
みんなそれぞれにこだわりがあるのです。
バランスを考えながら作業しているのだなぁと改めて感心。
「絞り」が終わったら、鍋に入れます。
みんなの作品が入ったら、「みょうばん」を溶かして入れます。
みょうばんを入れるのは「色の発色をよくするため」「色落ちを防ぐため」です。
染色の言葉では「アルミ媒染」といいます。
みんな色の変化を実際に見て確認しました。
茶色から黄金色に!
染色が終わったら、水洗い。
席に戻って、輪ゴムをはずします!
はずしたところから、いろんな模様が現われ感動の瞬間。
先生に「みてみて!」
今回は先生も体験してくださったので先生も一緒に「みてみて!」
みんなで作品の見せあいこ☆
たまねぎの皮の回収から最後の水洗いまで、すべて子ども達に体験してもらうことで
ひとつひとつの工程が繋がってひとつの作品が完成すること。
どの工程もとっても重要だということ、感じてもらえたのではないかと思います。
ふくしま保育園年長さん、ありがとうございました☆
Posted at 03:56 | カテゴリー: 染色, 訪問美術講座 | タグ: ふくしま保育園 | コメント: なし
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