冬の作業で感覚が冴える

投稿日:2016.02.05 投稿者:ふう

施釉

 

 

 

 

楽しい陶芸には水と屋外がついて回ります。
作業は寒いし日は短い。
粘土は土と水をこねてできているので、
冬には水と同じように冷えていますし、
釉薬も水にガラスの粉をといているようなものなので
冷たいのです。
土や埃が出るので、作業は外のほうが効率がいいのですが、
風がまた冷たい。
そして日が短いため、あっという間に周りが暗くなります。
日が落ちると、うんと空気が冷たくなって、
お日様はスゴイなぁ、などと、
疲れもあって、支離滅裂になってくるとやめ時です。
窯の掃除と片づけをして、屋内のトイレで手を洗うと、
水道の水の温かさにびっくりして
思わず笑ってしまいしました。
馬鹿みたいですが、このとき自分の感覚が
とても敏感になっていると感じます。
風が吹いてくる向きや、光の量を意識するし、
つかれたーっと感じるし、ちゃんとおなかがすきます。
パソコンやスマホを扱っている時にはない、
自分の五感がいきいきとしているようなのです。
とはいえ、風をひいては意味がないので、
春が待ち遠しいです

Posted at 12:01 | カテゴリー: その他 | タグ: | コメント: なし

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