広島伝統工芸品 パート2『銅蟲』

投稿日:2011.07.21 投稿者:ふう

広島を愛する皆さん。広島の伝統工芸品は何でしょうか?

以前「備後絣」を取り上げました。現在織り手が少なく、なかなか見ることが出来ない・・・

ですが少しずつ備後絣ブームがおこってます。生地を使って洋裁に使われるようになったのだとか。

もちろん着物だってがんばっています!

銅蟲(どうちゅう)

“ドウチュウ”て聞いたことがありますか?虫がいっぱいある漢字だけど…昆虫ではないんです。

銅蟲 江戸時代の広島までさかのぼります

昔々、広島にある銅細工師がおりました。

仕事熱心で銅にくっ付いてばかり。

「銅の蟲(むし)」と呼ばれるようになりました。

いつしかこの銅細工師が作った稲藁燻仕上げの銅工芸が銅蟲と呼ばれるようになりましたとさ。

この銅蟲も広島伝統工芸品。

見たことありますか?稲藁燻は時間がたつほど深いあめ色になり、それはそれは美しい輝きです。

ですが悲しいかな絶滅の危機!

この危機を乗り切る為、広島はがんばっています!

われらが理事、若山先生も銅蟲の伝承に力を注いでおられます。

広島人がうんだ美しいものを受け継いでいこうではありませんか!?!?

Posted at 05:52 | カテゴリー: その他 | | コメント: なし

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