市立祇園保育園 卒園制作

投稿日:2010.12.14 投稿者:ふうちゃん

前日からの雨もやみ、晴天…とはいかないまでも気温は例年より暖かかく、絶好の染色日和となりました。手ぬぐいを絞り染めします。寒いときに我慢して水に手をつけ、職人さんと同じ体験をすることで美しい作品が出来上がりました。染料の入った鍋をみつめて、布が染まっていく時間は何より贅沢で、心染み入る時間だとあいちゃんが教えてくれました。みんなはどんな風に鍋を見つめていたのでしょう。

 

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まずは、手ぬぐいを絞るところからはじめます。

 

「今回の工程」

布を絞る(防染)

染料に浸す(染色)

洗う(余分な染料を落とす)

絞りをほどく

色止め(染料の色落ちを防ぐ)

洗う

 

乾いて出来上がり

 

たくさんの工程を経て、作品を作り上げます。

輪ゴムでしっかり締めないと染料がしみて絞り染め独特の模様ができません。

あいちゃんの話をしっかりきいて、みんな一生懸命輪ゴムで絞っていきます。

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染料からあげたらしっかり洗っていきます。

冬の水が色を美しくしてくれます。

しっかりたらいで色が出なくなるまで洗っていきます。

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いよいよ絞ったゴムをはずします。

どんな模様が出ているでしょうか?

非常に楽しみです。

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このときの歓声と、みんなのうれしそうな顔はほんとに最高でした。

絞る行為がひとつの楽しみ。

そして模様ができると最高に楽しい。

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完成まではあと一歩。

再び色止めのため、防染剤のなかでかき混ぜます。

ぎゅっぎゅと絞って干せばあとは乾くのを待ちます。

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みんなお疲れ様でした。

そして先生方もおつかれさまでした。

年長さんみんなの作品が並んだときはものすごく壮観でした。

物つくりの大変さや、工程を守ることの意味、そして何より楽しい思い出になれば最高です。

Posted at 12:01 | カテゴリー: 工芸, 訪問美術講座 | | コメント: なし

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