みゆき保育園 ばら組さん 仕組みで遊ぶ
投稿日:2012.12.12 投稿者:ふう
仕組みとは、ここでは「構造」のことです。
ちょっと難しいけれど、今日はチームのみんなと力をあわせて大きな大きな建物を作りました。
「構造」というと難しいですが、ここでは「限られた材料で大きな建物を作るためにみんながした工夫」になります。ばら組のみんなには「仕組み」や「構造」などの難しい言葉は使用しませんでした。
「白い地面にすきなモノをつくってね。どこが一番大きくなるかな?」そういうとみんなで協力して材料の工夫が始まります。
ちなみに、今日の材料はスパゲッティとマシュマロです。(食用ではありません。みんなには古くなったモノだから絶対食べないで、とお願いしました。)
同時に持っていないと倒れてしまうし、自分の欲しい長さにスパゲッティをカットしたり。倒れそうになったら支えるスパゲッティを増やしたり、補強に束ねたり、色んな工夫が出てきました。
途中、きく組さんのお部屋に視察に行きました。
まず行きたい人だけどうぞ、というと部屋には1/3くらいの人数が残っていました。「もっとつくりたいからいい」という理由です。そこへ「すごかったー」「動物がいたー」と先発隊がうれしそうにもどってきました。すると、残っていたメンバーも、ダッと急いできく組さんへ偵察へ行ったのです。もどってきたみんなは、そこから動物やチューリップ、建物そのものから空間へどんどんイメージが膨らみ、用意した土台一面に作品が広がっていきました。
大きな構造物を作ろうと思ったら、垂直に伸びていく力だけでは限界があります。水平だけでもだめです。つり橋のように、引っ張る力を利用すると、細いスパゲッティでも大きく積み上げていくことができます。大人でも意外と縦(垂直)方向に構造が偏りがちですが...スゴイ!教えてないのになぜ斜めの力が使えるんだ!と感激の作品がたくさん出来上がりました。
これからも色んなものを作って、楽しんでくれたらと思います。
ばら組さん、ありがとうございました。
Posted at 06:13 | カテゴリー: わくわくアート, 訪問美術講座 | タグ: みゆき保育園, 講座実例 | コメント: なし
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