わくわくつくログ！

みんなの力をあわせて、素晴らしい作品が出来上がりました！

今日の作品は「わくわく展」で展示いたします。

期間：2013年3月16日（土）～20日（水・祝）

時間：11:00～19:00（但、初日13:00～最終日15:00まで）

場所：パセーラ9階 カルチャートプレイス

皆様のご来場、心よりお待ち申しあげます。

ニュースペーパーカリグラフィーは、前衛書道家の藤村満恵先生が考案した、筆を新聞紙で作って書をしたためる書道です。特別な道具がなくても、新聞紙と墨さえあればどこでも文字を書くことを楽しめます。

まず新聞紙1枚を半分に切って一面にします。

それを新聞紙の裁断面にあるギザギザを刷毛の用に使えるよう、手になじむ形に折ります。折り紙とここまでは同じです。ただ、心を込めて、いい文字を書きたという思いを込めて、丁寧に新聞紙を折ります。みんな、折り紙はとても上手です。

作った道具の墨をつける面に、ちゃんとギザギザがあるか触って確かめます。

 

 

はじめに象形文字で「日」を書きました。

心が整った人から気持ちを込めてどうぞ、とみんなにおすすめすると、ほどよい緊張感のなか、それぞれ思い思いに筆を動かし始めます。

作品ができたら、どんな「日」を書いたか発表してもらいます。

眩しい光のお日さま、心を込めて書いたお日さま、大きなお日さま、それぞれに気持ちの乗ったいい文字が書けています。

 

次に「山」の文字を書きました。

紙や筆を取り替える間に、乱れてしまった呼吸を整えて気持ちを入れ直します。

できた山は、みんなお日さまを書いたときよりイメージがしっかりしていました。

「とんがった山」「大きな山」「やさしい山」「3枚のお札のお山」答えが直ぐに返ってきます。

 

 

次に「川」の文字を表現しました。

曲がりくねった川、さらさらの川、心を込めて書きます。

3枚目になると、みんな道具に慣れ、お手本を越えた自分の表現に挑戦し始めます。

筆の扱いに工夫する分、作品に悩みや迷いも見え始めました。

もうちょっとこうしよう…なんて考えられるようになったら立派な作家さんです。

 

最後に、みんなで自分の書きたい文字を決めて「寄せ書き」をしました。

この寄せ書きを展示します。

 

「わくわく展」

期間：2013年3月16日（土）～20日（水・祝）

時間：11:00～20:00（但、初日13:00～最終日18:00まで）

場所：パセーラ9階 カルチャートプレイス

 

心を落ち着けて、覚悟して何かに取り組むことは、この先きっとみんなの力になります。

今日は正座をして、みんなで感謝しあって講座を終えることができました。

ありがとうございました。