みゆき保育園 年長さん 名刺作り

投稿日:2013.05.14 投稿者:ふう

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みゆき保育園の ゆりくみさん・ふじくみさんと『名刺つくり』をしました。

名刺、、、といえば大人のアイテムですが、ゆりくみさん・ふじくみさんのお友だちには、自分の名前をきれいに飾ろう!ということで、クレヨンで色をつけたり、様々な材料をコラージュしてもらいました。

アイデアがキラリと光ります!

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まずは『名刺』とは何か、簡単に説明します。普通、大人が使う場合文字しか書いてないことがほとんどです。何のために配るのか、自分のことを知ってもらうためだったり、印象付けに使ったり、挨拶の代用にもなったりします。

みんなには、自分の大事なお名前を印刷したA4サイズくらいの”名刺のもと”を配って、そこに印刷してある文字だけの自分の名刺に、素敵なかざりつけをしてもらいました。

説明をよく聞いて、クレヨンで色づけをしたり絵を描いたり、さらに材料を選んでかざりつけを行いました。

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材料を組み合わせたり、どんぐりにクレヨンで絵が描けることを発見したり、みんな材料一つひとつ大切に手にとってくふうしていました。貼った材料を何かに見立ててまた書き足したり、様々なです。

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友だちのアイデアで『いいな』と思ったら、みせてもらったり、お話したりして直ぐ実践です。

1時間以上、がんばって練り上げたお友達もいました。

 

色んな紙や物体を接合することを美術の専門用語でコラージュといいます。 20世紀の初めには、あのピカソもこの技法を使って作品製作をしていました。

今回は名前を印刷した意図のある用紙に既製品の木のアイスクリームスプーンやボタンなど(レディメイド)に加え、どんぐりなどの自然物も工夫して貼り付けています。こういった作風をミクストメディアと現代美術用語で言ったりします。1970年中頃から美術ジャーナリズムによって使われるようになった言葉です。現代美術としてはちょっと古くなってきてはいますが、名刺づくりは立派な現代アートなんですよ!(見方によっては、ですね)

アートは子どもの造形活動を楽しくするちょっとしたアイデアをくれます。

 

できた作品は写真に収めて、後日本当の名刺に印刷して皆さんにお渡しします。

楽しみにしていてください。

Posted at 11:25 | カテゴリー: わくわくアート, 訪問美術講座 | タグ: | コメント: なし

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