みゆき保育園 ゆり組 陶芸体験
投稿日:2013.12.03 投稿者:ふう
とっても落ち着いて話を聞いてくれたゆり組のみんな。
集中している心地いい緊張感を少しだけもって、丁寧に作品を作ります。
土鈴つくりは、音の鳴る仕掛け作りからはじめます。
ちいさな玉を作って、ティッシュペーパーでくるみ、さらに平べったくした粘土で包む。
この方法は、長年造形や美術教育に携わってこられた、二科会の高藤博行先生から教わりました。
その上にそれぞれが好きな造形をほどこします。
ティッシュがはみ出してしまってもあわてません。
残しておいた粘土をペタペタ平たくのして、被せます。
竹串や手で模様をつけたり、色の違う粘土を組み合わせて作品に表情をつけたり。
粘土板の上が整頓されています。思いっきり描いたり、作ったりする次時間も大切ですが、職人さんの作業場みたいに丁寧に仕事をしてみるのも、陶芸の魅力かも知れません。
みんなの中に「こんあ風に粘土を付けたいから、色が混ざったらこまるな」なんていう段取りがくめているのかも知れません。
今日作った作品はスタッフが持ち帰り、しっかり乾燥させたあと、陶芸窯で800度の温度で焼成します。そうすると、中のティッシュは灰になり、作品が中空になって中の玉が音を出す仕組みです。
空気を抜くためと、灰を取り出す為の鈴の口をスタッフで開けますので、そこから灰になったティッシュを出せば完成です。
作品の乾燥が上手く進めば、遅くとも1月初旬には焼成します。
楽しみにしていてください。
それまでは素焼き前の作品写真を↓こちらからどうぞ。
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