星槎国際高等学校 TRY!! 裂織
投稿日:2014.07.09 投稿者:ふう
星槎国際高等学校のみんなと、「裂織ーさきおりー」の体験を開催しました。
裂織は、横糸に裂いた布を使用するのが特徴の織物の一種です。
布ぞうりなんかも裂織のひとつです。
今日はどこにでもある材料で、簡単にできる方法で体験をします。
最初に、ダンボールで織り機を作ります。
3枚のダンボールの板をガムテープで固定して作りました。
カッターやハサミを使用しないように注意しました。
以前、いきいき教室で作った織り機には、カッターナイフで切れ目を入れましたが、今回は1cm間隔でしるしをつけて、
それに合わせて縦糸を張りました。
実際に夏地のゆかたをビリビリと裂き、織り上げていきます。
10cm×10cmのコースターを作るのに、3倍以上の面積の布を使います。
縦糸は伸縮性の少ない、綿より糸を使用しているので、とても丈夫です。
裂織のルールを知っておけば、どんな場所でも簡単にはじめられることができます。
海外でボランティアをしている友人は、折り紙で鶴を折る方法と、この裂織でよくコミュニケーションのきっかけ作りをしていると聞きました。布は世界のどこにでもあるもので、誰にとっても身近な素材ですよね。
日本の物を大切にする文化に少しふれることができたように思います。
Posted at 06:14 | カテゴリー: 工芸, 訪問美術講座 | タグ: 星槎国際高等学校広島学習センター | コメント: なし
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