みゆき保育園絵画講座 すみれ組さん
投稿日:2011.09.13 投稿者:ふうちゃん
真夏日が続きますね。
この時期、運動会が近くなると涼しく感じたりするものですが、なかなか…
しかし、保育園では鈴虫がいい声でないていました。
鈴虫もお昼寝の時間はやはりなかずにじっとしているそうですよ。
この日のお話は、がちゃがちゃどんどん
さて、みんなの耳に鈴虫になく声はどのように聞こえているでしょうか?
もも組さんと同じように絵本『がちゃがちゃどんどん』がテーマです。
絵本の絵を見てみんなに音を想像してもらいます。手をたたいたり、耳を澄まして聞こえる音全部、
お口で表現してもらいました。そしてそのイメージを持って描画に入ります。
今日、すみれ組のみんなはやることがいっぱいです。
絵を描く以前に、自分で準備をしなければいけません。
使う道具を確認します。
筆、絵具、バケツ…絵具を入れるお花のお皿!
そしてとっても便利な道具、雑巾が必ず必要です。
バケツにお水も自分で用意します。
入れるお水の量が肝心ですよ。
先生がチェックしながら、そろそろ入れます。
道具に慣れるまではバケツにお水は2~3センチくらいです。
運ぶのに重たくない量です。(こぼれても困らない量です。)
始めは『どうやってかくのー?』なんて言っていたみんなも、5分もすればすいすい描きます。
みんなどんな音をイメージしてくれたかな?なんて、
イメージできるようになってほしいのは、あくまでコチラの希望でしかありません。
みんなは、絵具の感触、筆のあと、うまくいかない色を楽しんでくれているところです。
年少さんなので、やっぱりたくさん絵の具で遊びたい!
とっても、いい顔をしていました。『まだやりたい!』そういってくれた子には、
絵の具をさらに渡して時間いっぱいまでがんばってもらいます。
凄く充実した画面が並びました。
みんな片づけも自分でしました。
回数を重ねれば、もっとお片付けも上手になります。
すてきな作品が出来上がりました。
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もっと描けてほしい、とお考えの保護者の皆様へ
「こどもだから絵が描けるのは当たりまえ」
そう、私は思っていました。
とんでもない間違いです。
これは、描画指導を長くしておられる岡本先生に教えていただいたことです。
多くの画家と同じように、こどもたちもさまざまな体験や描画の経験を経て、
『絵』としての画面が出来上がります。
こういう風に描けてほしい、ぜんぜん描けていない、
そんなふうに思われる保護者の方もいらしゃるかもしれません。
でも、さかあがりがいつの間にかできるようになるように、
自分の表現を突然思いのまましだすこともあります。
見ている以上に、こどもたちは自分の思うまま描けないことにジレンマがあります。
今日の絵の何枚先になるかはわかりませんが、
自分のイメージをもって描けるようになるでしょう。
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