ふくしま保育園 ふじ組すみれ組 『4枚目のお札のお話』

投稿日:2011.10.06 投稿者:ふうちゃん

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ふくしま保育園年長さんのみんなと絵を描きました。

テーマは『4枚目のお札』にしました。

今日の絵画ではみんなにたくさんイメージをしてもらいます。たくさん頭を使います。

それを描いてもらうのですが、実はとっても大変な作業なんです。

考えて、思ったとおりに表現するというのは大人でも難しいことです。

みんな一生懸命取り組んでくれました。

みんなの素敵な作品は、↓下のバナーからご覧いただけます。

 

ふじ組さんはこちらから→button01

すみれ組さんはこちらから→button01

 

 

 

 

皆さんは『さんまいのおふだ』という話をご存知でしょうか?青森県の昔話です。

youtubeでも見ることができますので、ぜひ、一度ご覧になって見てください。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=8yWRduEk6mA

 

あらすじは

ある村に寺があって、小僧と和尚が住んでいた。小僧が山へ栗拾いに行きたいと駄々をこねるので和尚は仕方なく3枚の札を出すと、小僧に持たせた。

   栗拾いに夢中になっている内に日が暮れると老婆が現れ小僧を家に泊めてくれた。だが夜にふと目覚めた小僧は、老婆が山姥の本性を現し小僧を食べる用意をするのを目にする。

小僧が「糞がしたい」と言うと、山姥は考え込んで小僧を縄で括って便所へ送った。小僧は1枚目の札を便所の柱に括り、「札さま、何かあったら俺になってけろ」と頼んで窓から逃げた。

山姥が「もういいか」と尋ねると、小僧に化けた札が「もうちっと」と繰り返す。山姥が我慢できず便所をぶち破ると、小僧は跡形もなく消えていて、破れた札があるだけだった。

  だまされたと知った山姥は小僧を追いかける。追い付かれそうになった小僧が「大の川、出ろ」と呪って2枚目の札を投げると、なるほど、大の川が出た。だが、山姥はぐびぐびと飲み干した。次は「火の海、出ろ」と呪って最後の札を投げると、火の海が出た。しかし山姥は川の水を吐いて吹き消した。寺に逃げ帰った小僧は和尚に助けを求め、壺に入れてもらった。やがて山姥が寺に入って来た。

「小僧を出せ」

「その前にわしと術比べをしよう。山ほどに大きくなれるか」

「ああ、出来るとも」

「豆になれるか」

「ああ、出来るとも」

豆になった山姥を和尚は餅に挟んで食べてしまった。

と、言うものです。

 

みんなには、絵本を見せず耳だけで聞いてもらい、頭の中で映画館を開いてもらいました。

この話は3枚のお札を使って山姥から無事にもとのお寺に戻れて、めでたし、めでたしのお話なのですが、今日の描画では『もし、山姥が生きていて、みんながお札を持っていたとしたら、どうやって小僧さんを助けてあげたらいいだろうか?』という仮定のイメージで描いてもらいました。

絵本の絵を見せなかったので、まず山奥や小僧さんや和尚さん、みたこともない山姥を想像しなければいけません。そして、4枚目のお札をどうするかも考えなければなりません。さらに表現して紙に書かなければなりません。大変です。

~でなければいけません、と書いてきましたが、子供たちは前向きです。『かみなりでやっつけようよ』『透明になったらわからんじゃん!』など。いいアイデアがたくさん浮かんできました。

ただ、表現するのは難しい…それは、やらなきゃできるようにはならないんです。

できた作品は苦戦の跡もみられ、全部力作で、いとおしい作品になっています。

保護者の皆様には、ぜひ、子供たちをほめてあげて、お話を聞いてあげてほしいと思います。

イメージして表現する行為は大人でも難しいものです。『もっと描けて欲しい』と思われる方もいらっしゃると思いますが、私たち大人が期待するように描けるためには、子供でも経験が必要なんです。

次、みんながどんな絵を描いていくか、楽しみでなりません。

みんなが四苦八苦しながら、その中でも楽しそうに夢中になってくれている姿が、とても素敵な講座になりました。

ふじ組すみれ組 『4枚目のお札のお話』

Posted at 02:44 | カテゴリー: 絵画, 訪問美術講座 | タグ: | コメント: なし

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