生誕100年 船田玉樹展 Webレポーター

投稿日:2013.02.05 投稿者:ふうちゃん

船田玉樹展、webレポーター参加してきました!

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『ふなだ・ぎょくじゅ』さんとよみます。タマキさんではありませんでした。

船田玉樹は戦後どこの会派にも属さず呉で創作活動を続けた日本画家で、地元の親しい人たちは『たまきさん』と呼んでいたそうで、本人もそれを受け入れていたそうです。

『ぎょくじゅ』と展覧会では統一しているのは、本人の書いた文言にそのように振り仮名がしてあるのを根拠にされているそうです。

「よく調べているな」と思って下さった方、すみません。これは広島県立美術館の美術講座『孤高の画人生ー船田玉樹』を受講し、その受け売りです。えへへ。講師は主任学芸員の永井さんでした。

美術館(だいたいどこでも)では無料で参加できるギャラリートークや、美術講座を多く開いておられます。絵の見方がわからない、、、なんてお悩みの方にはお勧めです。絵は心でみるもんだ、確かにそうです。そんな方もぜひお気に入りのアーティストにまつわる講座やギャラリートークへ出かけて見られたらいかがでしょう?もっともっとアーティストや作品が好きになると思います。

 

船田玉樹展のギャラリートークが会期中の金曜11:00~と15日18:00~行われていますので、これから後期展示をご覧になられたい方は、ご利用になってはいかがでしょうか?

 

出品リストのno.56『大王松』という作品があります。第1回日本アンデパンダン展に出品された作品で、大作です。前、後期通じて見ることができるさくひんです。いいな、と思って制作時の年齢を調べたら、35歳くらいのときの作品でした。若々しくて男気を感じるかっこいい絵だと思いました。

この当時のご時世、戦後の民主化に伴い、美術の世界でも民主化の動きがおこります。上(官)からの民主化ではなく、市民自らが民主化を起こしていく、という動きが美術、文学、一般生活の中からおこりました。日本アンデパンダン展は、そんななか、無審査、自由出品を旨とした画期的な展覧会だったのだろうと想像します。当時もう多少名前の売れた作家の1人だったにも関わらず、日本アンデパンダン展に出品しよう!っていう所がグッときます。若くて(イケメンで)、エネルギーがあって、そんな船田玉樹のいきいきとした絵を描く姿なんかもちょっと妄想してしまいました。

 

あと、カッパがいっぱいでとっても楽しい展示でした☆

船田玉樹展後期展示も楽しみです。

 

 

広島県立美術館さんでは、こんな粋な企画もされています。

「きもの De 美術館」

「生誕100年 船田玉樹展」の会期中(2月20日まで)

着物でご来館の方、全員に豪華景品があたります。

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船田玉樹展入口で、応募用紙をもらえるそうですので、ぜひお立ち寄りください。

展示を見なくても、着物で訪問すると応募資格がもらえるそうですのでぜひ。

詳しくは下記URLより、広島県立美術館さんのHPへ

http://www1.hpam-unet.ocn.ne.jp/

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正直、良いものが多いのでびっくりしました。

着物や帯はお仕立て代が別途かかるものもあるようですが、それでも欲しくなるようなものがでてましたよ。着物を着て縮景園を散歩、なんてのも素敵です。

Posted at 08:42 | カテゴリー: その他 | タグ: | コメント: なし

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