みゆき保育園 ふじ組さん 土鈴づくり
投稿日:2013.02.04 投稿者:ふう
みゆき保育園のふじ組さんと、土鈴つくりを行いました。
土鈴つくりは、陶芸体験でもあります。初めて触る土の粘土の感触。におい。泥団子を作るときの感触ともちょっと違う。油粘土とも違う。時間が経つと、粘土のさわり心地まで変わってくる!たくさんの感触を味わうことができる陶芸体験は、造形のいい所がいっぱい詰まっています。
土鈴つくりは、音の鳴る仕掛け作りからはじめます。
『ちいさな豆を粘土でこしらえたら、お豆を優しく布団で包みます。もっと寒くないように、粘土で作ったおせんべいで布団ごと包み込んであげれば、音の鳴る仕組みの出来上がり。』
この方法は、長年造形や美術教育に携わってこられた、二科会の高藤博行先生から教わりました。子供たちにわかりやすくて、おもしろい言葉で伝えられる、とっておきの説明方法です。『何を作るんだろう!?』という子どもたちのわくわくする気持ちを大事にしています。
おお!みんな立派にくるんで、立派なお饅頭を作っています。
ここまでできたら、自由につくるお楽しみの時間がまっています。
竹串で引っかいたり、引っ付けたり、とったり。試行錯誤する姿がよくみられました。
途中「白の粘土」「黒の粘土」を配って、みんなに自由に使ってもらいました。
粘土板の上に注目です。
3種類の粘土をきれいにわけています。何を、どこに、どうやって使うか、しっかり見通しを考えて、使い分けしようとしているんです。私は適当に配ったけれど、彼彼女たちはしっかり考えてくれています。ただ粘土を使いたいだけだったら、粘土板の上の粘土は混ざってしまいがちです。
みんながたくさんイメージを持って、一生懸命表現しようとしてくれています。
お預かりした作品は音が鳴るように穴をあけてから乾燥させます。
その後、窯入れをして、完成品のお届けとなりますので、どんな音が鳴るのか?どんな色になるのか?楽しみにしていてください。
ふじ組さん、ありがとうございました。
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