すーじのとおった ふーき!
投稿日:2011.05.05 投稿者:ふうちゃん
むかし、お弁当のわらべうたで最後に「すじの通った蕗」の節があるのですが、小さいころ友人に「すじが通った蕗ってなんなん」と聞かれ、そんなこともわからないのか、とびっくり思っていましたが、田舎な人間の私には春の定番でも、町っ子たちには見る機会すらないことを高校生くらいになって知りました。蕗って、スーパーに行くと高いですよね。
というわけで、蕗をとりに山奥へ行ってきました。
これが春に私が食べる蕗です。
かなり立派で、鎌をうまく使って狩りとります。たべるのは蕗の茎の部分。みずみずしくていい香りが立ち込めます。
筋が茎の皮に沿うようにあるので、食感が悪くなるのとエグミが強くなるので取り除きます。
「すーじのとおったふーき」は筋を取り除いてひと手間かけておいしくなります。
この後、竹やぶによってびっくりするほど筍が取れました。
ついてるついてる!
と、言うことで、わらべ歌に出てくる蕗はこんな感じで山に生えています。この蕗たちも、毎年春に大きく育つために、下草の整理をしたり様々な手間がかかっています。
山を守ってくれている方に感謝!
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