美の里保育園 年長さん ぼく・わたしの形
投稿日:2012.10.03 投稿者:ふう
運動会も終わって、10月は一回りも二回りも大きくなったことを実感できる時期ではないでしょうか?
今日はそんな大きくなった自分を記録する為に、自画像を描きます、ただの自画像ではなく、等身大の自画像です!!
等身大の自画像なんて!?いったいどうするの!?
まずは、大きな紙を床いっぱいにひいて、テープで固定します。
そのあと近くにいるお友達にパートナーになってもらい、直接自分の形をなぞってもらいます。
ここまではとっても簡単。そして、自分の大きさに驚きます。
そこからはクレヨンと絵の具を使い、がんばって仕上げていきます。
がんばって、が多い時期ですが、とっても大きな絵を描くためにがんばってもらわなければいけません。お洋服の模様、今着ている服にするか、もっとかっこいい・かわいい服にするか...手は!?バンザイがいいか、ピースにするか?等々、みんなの工夫と苦労が絵から伝わってきます。
一人一人の作品から、筆のタッチや色のにじみなど、とても根気よく取り組めた後が【いい味】になって現れています。ポスターのように塗るのではなく【描くぞ!描いたぞ!】という力強さがみなぎっているようにかんじられます。
みなさんはどんな絵が好きですか?
芸術家やアーティストの中には、こどもたちの純粋な絵からインスピレーションを受けて作品を制作するケースがあります。第一次大戦前の欧米で、純粋なアートとしてこどもたちや障がいを持った仲間たちの作品を、純粋な創造としてたたえるムーブメントが起こりました。わたしたちにとっていわゆる『上手な絵』は、美術教育によって培われ、表現は技術の積み重ねで上達していくようです。
この作品を見て、確かに教科書で見た絵とは違うかもしれませんが、ものすごく素敵に感じませんか?保護者の皆様には、ぜひみんなの絵をほめてあげてもらいたいと思います。
美の里保育園関係者のみなさま、ありがとうございました。
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