ふくしま保育園 年長さん めいしつくり
投稿日:2012.10.23 投稿者:ふう
「めいしつくり」ではコラージュの技法を用いて作品作りをします。
さまざまな素材に触れて、加工して、作品に生かしていく。言葉で書くとちょっと難しく聞こえますが、こどもたちにとってはたのしい工作の一つになります。好きな材料を選んで、ここだ!と思うところに貼っていく作業です。
布、ひも、紙、テープ、ビニール、スパンコールなどなど、手や道具を駆使して、みんなとっても素晴らしい作品ができましたよ!
コラージュの接着に使用するのは木工用ボンドです。
木工用ボンドのいいところは、乾くと透明になること。(若干白くにごりますが…)
色んな材料を比べ『これ、キレイだと思う』と話しながら自分の使いたい材料を自分で選んでいました。自分がキレイと思ったり素敵だと思ったりできることは本当に素晴らしいことですよね。
お友達ともアイデアを交換したり、実際に台紙に貼る前に位置を確かめたり、一人一人にこだわりが見えます。
材料自体を熱心に加工する姿も見られました。はさみもボンドもとても器用に使っています。
時間いっぱいまで作りましたが、もうちょっと続けたいお友達もいましたので、残りは担任の先生と相談して仕上げてもらうことになりました。
コラージュは、めいしをつくるための特別な技法ではありません。最近ではミクストメディアなどともいい、現代アートでよく見られる方法です。
色んな素材に触れて、加工方法を考え、きちんとくっつくように貼り付けていく、たくさんの経験ができるとっても素晴らしい工作です。
なぜめいしにするかというと、自分だけの特別な名前を飾るという演出の要素と、実際の作品がコピーになってたくさん手元に戻ってきたらとても楽しいのではないかな、ということを考えたからです。
大人の真似は子供たちの大好きな遊びの一つですよね。
皆さんの素敵な作品ができましたら、また掲載いたします。
お楽しみに!
Posted at 02:24 | カテゴリー: わくわくアート, 訪問美術講座 | タグ: ふくしま保育園 | コメント: なし
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