石内保育園 黄組さん キャンドル制作
投稿日:2012.11.08 投稿者:ふう
11月に入って気温もずいぶん低くなりました。
今日は石保育園の黄組さんとキャンドルつくりです。
キャンドルつくりでは、溶かしたロウを使います。白くて硬いロウが、湯煎で透明な水のようになる様子を、みんな興味深く注意して観察しました。温度の高いものを使用する場合は、自分とお友達の『体』と『いのち』を守る為に、みんなでルールを徹底します。
ロウソクの回りでふざけない、あわてない。順番を守って最後まで楽しく工作します。
緊張感を保った中で、みんなの創作が進みます。
キャンドルつくりは、ただロウソクを溶かしただけでは面白くありません。
キャンドルを溶かし込むカップに工夫をします。
自分の描いた絵や、飾りを内側に貼り付けていきます。かなり根気と知恵の要る作業になりました。完成したキャンドルの表に模様が出るように、カップに貼る材料の向きに注意しなくてはいけません。大人でも一瞬迷ってしまうような作業です。お友達のカップと比べたりしながら、自分の向きが合っているかな?心配な人は先生に聞いて見ます。筆と指で器用に飾りを貼り付けていきました。
できたお友達から溶けたロウに色をつけて型に流し込みます。
色はクレヨンでつけます。みんなもよく知っている材料が、水のようなロウに溶けていくのが新鮮な驚きでした。
好きな色を選んでちょっとだけ削ってあたらしいカップに入れておきます。
そこにスタッフが溶けた透明のロウを流し込んだら、みんなでわりばしでぐるぐるかき混ぜます。
『ミックスジュースになった!』『飲んだらしんじゃうよ!』『熱い!』
色んな感想がありました。模様を準備したカップに、スタッフが手伝ってみんなが混ぜたロウを流し込んだら、自分でカップの真ん中にロウソクの芯を設置します。
30人30通りのキャンドルの出来上がりです。
片づけをした頃には、表面が白く固まり始めていました。
しかし、まだ中の方はしっかり固まっていません。
固まって、カップから取り出すときがまた楽しい瞬間になります。
黄組の皆さん、緊張感を持って最後まで仕上げることができました。ありがとうございました。
Posted at 04:05 | カテゴリー: わくわくアート, 訪問美術講座 | タグ: 石内保育園, 黄組 | コメント: なし
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