ふくしま保育園 ふじ組・すみれ組さん 土鈴づくり
投稿日:2013.02.06 投稿者:ふう
ふじ組さん、すみれ組さんと一緒に陶芸体験で「土鈴づくり」をおこないました。
今はべたべたの粘土だけれど、800度の温度で一日焼く(焼成する)と、優しい音色の鈴が出来上がります。
お若いかた(子ども達を含む)は土鈴にあまり親しみがないかも知れませんが、観光地のおみやげ物やさんでご当地土鈴なんかを以前は見かけることがありました。みんなが作る土鈴も、まったく同じです。成形(粘土で形をつくること)をして、素焼き(800度で一回焼成すること)で完成です。
陶芸といえばのお茶碗やお皿は、釉薬をかけて1200度でもう一度焼いたもので、より硬く仕上がっています。素焼きで完成する土鈴は、音がとっても素敵なんです。お茶碗をカチカチさせたような音では情緒にかけますが、素焼きでできる粘土の音は、本当にとっても優しいです。
粘土の感触をたくさん触って確かめたら、土鈴の音が鳴る仕組みをつくります。
そのあとは、みんなで自由にイメージして、鈴をつぶさないように形作っていきます。
カワイイ猫や、くまさん。ブラックベアー、カブトムシ、ライオン。てんぐ!?おに!?昔話に出てくるたくさんの生き物も登場しました。みんな本当にイメージが豊かです。
最後に、自分の使った粘土板もしっかり洗って、梱包のお手伝いもしてくれました。
みんなの素晴らしい作品を、ぜひご覧下さい。
お預かりした作品は音が鳴るように穴をあけてから乾燥させます。
その後、窯入れをして、完成品のお届けとなりますので、どんな音が鳴るのか?どんな色になるのか?楽しみにしていてください。
ふじ組さん、すみれ組さん、ありがとうございました。
Posted at 05:53 | カテゴリー: 工芸, 訪問美術講座 | タグ: ふくしま保育園 | コメント: なし
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