江波第2保育園 ゆり組さん 名刺づくり

投稿日:2014.01.28 投稿者:ふう

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ゆりくみさんと『名刺つくり』をしました。
名刺、、、といえば大人のアイテムですが、ゆりくみのお友だちには「自分の名前をきれいに飾ろう!」ということで、クレヨンで色をつけたり、様々な材料をコラージュしてもらいました。
アイデアがキラリと光ります!

 

色を塗ったり描いたりするために「クレヨンでどうぞ」とお声かけすると、「色鉛筆が使いたいです」と、思いを伝えてくれたお友達もいました。
作品を作るのに自分で道具を選ぶことはとても大事です。

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『名刺』とは何か、簡単に説明します。「ご飯作るの?」と先生に聞いたお友達もいるそうですが「メシ」ではありません。大人のビジネスシーンで登場する基本文字だけのカードです。最近は写真や仕掛けのある素敵なデザインのものも増えています。
何のために配るのか、自分のことを知ってもらうためだったり、印象付けに使ったり、挨拶の代用にもなったりします。
みんなには、自分の大事なお名前を印刷したA4サイズくらいの”名刺のもと”を配って、そこに印刷してある文字だけの自分の名刺に、素敵なかざりつけをしてもらいました。名刺で大事なのは「名前を伝える」ことです。とお伝えして、名前のところを避けてコラージュをお願いしました。

 

 

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色んな紙や物体を接合することを美術の専門用語でコラージュといいます。 20世紀の初めには、あのピカソもこの技法を使って作品を制作していました。
今回は名前を印刷した意図のある用紙に既製品のモールやクリップなど(レディメイド)に加え、バーグチップや石などの自然物も工夫して貼り付けています。こういった作風をミクストメディアと現代美術用語で言ったりします。1970年中頃から美術ジャーナリズムによって使われるようになった言葉です。現代美術としてはちょっと古くなってきてはいますが、名刺づくりは立派な現代アートなんです!(と、いうことに…)
アートは子どもの造形活動を楽しくするちょっとしたアイデアをくれます。

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早く終わったお友達も、ほかの友だちのアイデアで『いいな』と思ったら、みせてもらったり、お話したりして直ぐ実践です。
道具を一度片づけたお友達も、再び道具を出して取り組んでいました。
人の作品を鑑賞するのも大切な行為です。

できた作品は写真に収めて、後日本当の名刺に印刷して皆さんにお渡しします。
楽しみにしていてください。

Posted at 10:25 | カテゴリー: わくわくアート, 訪問美術講座 | タグ: | コメント: なし

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