神崎保育園 年長さん たまねぎ染色 しぼり模様
投稿日:2014.10.20 投稿者:ふう
みんなでお行儀よく待っているのは、、、お料理ではありません。
たまねぎの皮から色をもらって、布に移している最中です。
おうちのみなさんや、給食室の先生の協力を得て、たくさんのたまねぎの皮が集まっていました。
煮出すために、みんなで不織布でできた袋につめます。
ぎゅっと口を縛って、煮出している最中に皮がばらばらにならないようにしています。
火にかけたお鍋は、やけどの危険があります。
緊張感が漂う中で、そっと袋をお湯にいれます。
鍋にふたをしてぐつぐつと煮ている間に、布に絞り模様を入れます。
輪ゴムを使って布を防染します。
どんな模様になるかは、最後までわかりません。
「こんなのどうかな」と、輪ゴムの位置を少しずらしたり、いろいろ試してみます。
みんな器用に輪ゴムをかけていました。
さあ、布を投入です。
熱い鍋のなか、跳ね返りが来ないよう、そーっと慎重に鍋に布を入れます。
火のそばでは冗談が許されません。
自然にできる順番をまもります。
「では、魔法の粉をいれまーす」
そんな言葉に興味しんしん!みんなで鍋の中をのぞきます。
この粉は「焼きミョウバン」です。布に色を定着させるのと、発色をよくするための「媒染」のためにいれます。
色が変わって「わっ」と歓声が上がりました。
最後によく洗い、すすいで輪ゴムをはずします。
「すごい!」「みて!みて!」
お部屋にそんな声が広がります。
みんな模様も違いますし、入れた鍋によっても少しずつ色が異なります。
玉ねぎの皮の違いもあらわれます。
とってもステキな染物が出来上がりました。
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