真亀保育園 年長さん しぼり染め講座
投稿日:2011.09.16 投稿者:ふうちゃん
運動会の練習で、毎日忙しい時期ですが、今日は真亀保育園年長組さんと、たまねぎの皮を利用した染色講座をいたしました。
日によく焼けたみんなが挑戦するのは、しぼりという技法です。
【たまねぎの皮を用いた染料を使用する方法はこちらをクリック】
さて、うまくいくでしょうか?
実は、『しぼり』の作業は今年2回目のみんなです。
7月には和紙をしぼって染めています。
手ぬぐいを輪ゴムを使って、きつくしばり、染料の浸透を防ぎます。これが、仕上がりの模様になります。ここできちんときつく、しぼれていないと、手ぬぐいは染料の色、一色になってしまいます。
みなさん丁寧に、しっかりと作業をしてくれました。
染料にはたまねぎの皮を今回用意しました。
みんなで集めてもらったたまねぎの皮は、絞りが早く終わったひとに手伝ってもらい、水のはいったお鍋に入れてもらいます。
ぐつぐつ15分煮たら、なんだかいいにおいがしてきて、お湯があめ色になります。
一人ずつ、そっとお鍋にしぼった作品を入れていきます。誰か『チキンライスのにおいする!』とステキなことを言っていました。
途中、焙煎を行います。あめ色に染まった布が、焙煎液を入れると、山吹色に一気に色が変化します。『わーっ!』という歓声と、拍手が沸き起こりました!
焙煎には色をかえる役割のほかに、布に定着させ、使用したときに色落ちしなくなる、大事な役割があります。
10分ぐつぐつ煮て、ようやくたまねぎの色を布に閉じ込めることが出来ました。ほかほかと温かい布を、お外の、たらいに運んでしっかり余分な染料をおとします。ここではまだ輪ゴムははずしません。
しっかりとすすいで、しっかり水を絞って教室に戻るとやっと感動の瞬間☆
みんなの達成感がお部屋に広がります。
どれも同じものが2つとない、ステキな作品が出来上がりました。
何でも運動会で使うんだそうです。楽しみですね!
次回はチョークを使ってたのしい描画を予定しています。
お楽しみに☆
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