みゆき保育園 ぱんだ組さん 絵の具で遊ぼう
投稿日:2012.12.07 投稿者:ふう
みんなすいすい、筆を使って画用紙に思い思いに絵の具を使っています。
「絵の具を使う=絵を描く・何か描く」となりがちですが、何にもなくても絵の具を使ってもいいと思うんです。「何」かはきっと後からついてきます。
みんな「アンパンマン」を描いたり、「バナナ」を描いたり様々。大人が理解できる言葉で伝えるのができないだけで、色や形やリズムで、色んなイメージができていきます。
集中して声を掛けにくいオーラの出る一瞬があったり、お友だちに近づいて楽しんだり、体を揺らしてうれしい表現をしたりしていました。
先生達に、みてみて、と声をかけたり、目で教えてくれるみんなの様子は自信満々です。
確かに素晴らしい「やりきっている」感じが画面にあふれています。
黄→オレンジ→青→赤の順番で絵の具を配っていると、「くださいー!」と自分から教えてくれます。
近くに行くと、梅鉢を出して絵の具が入れやすいようにみせてくれるお友達もいました。
中には、上手に水遊びをしたり、絵の具を混ぜることに集中していたお友だちもいました。それは集中して遊んでいる様子で、とても素晴らしいことだと思いました。きっと本人が発見した楽しいことがそこにあるのだと思います。スイッチが入っています!という顔をしていました。
初めて梅鉢やバケツを使うのですから、正しく使えなくていいんです。慣れれば、絵を描くための使い方が上手になってきます。
終わったよ、とバケツを運んでくれたり、片付けを始めたら手伝ってくれたりしました。
絵の具道具は、自分でいっぱい工夫して使いこなすことのできる遊び道具のひとつになるといいな、と思います。ぱんだ組さん、みんな絵の大好きな子になってね。
Posted at 04:50 | カテゴリー: 絵画, 訪問美術講座 | タグ: ぱんだ, みゆき保育園 | コメント: なし
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