みのり保育園 ふじ組さん 染色
投稿日:2013.01.31 投稿者:あい
美の里保育園の年長さんと、染色をしました。
みんなのカバンには素敵な模様が付いています。
これはいくつもの工程を経てつけた特別で大切な模様です。
まず初めに、真っ白なバックへテープを貼ってもらいます。
担任の先生がみんなのイメージを引き出すために、工夫して、絵をかいたり、
テープの使い方を指導してくださって、すてきな模様が完成。
次に行うのは、「のり置き」という工程。
「駒ベラ」と呼ばれる専用のヘラを使って、布全体に「のり」をのばします。
この「のり」は染色用の特別なのりです。
(※今回は時間の都合上人工的に作られたものを使用していますが、本来は「もち粉」と「ぬか」を使って作られた日本の伝統的な染色材料です。)
のりが置けたらテープをはがします。1回貼った作品をはがすのは少し勇気もいるけれど、
だからこそデザインが崩れないように爪楊枝も使いながら慎重に作業しました。
のりが乾いたら、染色。
たくさんある色の中から好きな色を選びました。
色選びもとても重要。迷うことなく自分の染めたい色に手を挙げていました。
染めている間は、布が浮かんで外に飛び出したり、重なっている布の間にも染料が
浸透するように、棒でツンツンとつっついてもらいました。
きれいに染まって欲しいという願いから、みんな真剣に行っていたようです。
染め上がったら、水洗いです。
冷たい水でしっかりとのりを落とします。作品完成にむけて少しの我慢!
最後はみんなで鑑賞会。
発表してくれるひと、と声をかけると、たくさんの人が手を挙げてくれました。
自信をもって挙げてくれたことに、とても感動しました。
今日は全員のお話をきくことはできなかったけど、ぜひ、ご家族の方や先生、
お友達にお話ししてくださいね。
ふじ組さん、ありがとうございました。
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