2/15 三田保育園 赤組さん 描画指導
投稿日:2012.02.23 投稿者:ふうちゃん
2/15日はちょうど水曜日でした。今日のテーマの絵本「しずくのぼうけん」も、水曜日の朝、おばさんのバケツから飛び出した水のひとしずくが、旅に出るところから始まります。
この絵本は、水、しずく、蒸発…など、自然現象について理解が深まる絵本でもありますが、しずくのさんのぼうけんの壮大さと、そのときのしずくさんの喜怒哀楽が物語を冒険活劇にしたててくれて、物語としてもたいへん面白い絵本になっています。
今日はお話を読む前に、みんなに好きな色を一色選んでもらって、絵の具の濃淡についてお話しました。同じ絵の具でも、解く水の量で表現できる色に幅が生まれます。それを筆一本でできてしまうのが、水彩絵の具の魅力のひとつです。
絵の具でまず紙の真ん中にぐるぐると線を描き、その後梅鉢の中で絵の具を自分で溶いて面を描きます。その後筆を洗って水を含ませたまま、面や線をなぞると、美しいグラデーションが現れました。
そうした方法をお話した後、しずくのぼうけんの絵本を読んで、その後イメージをします。
みんなの好きな色のしずくが、黄色い筆洗から飛び出して、画用紙の中を冒険をするお話です。
もくもく黒い雲が出たり、雨が降ってきたり、みんなしずくになって冒険の物語を進んでいきました。
絵の具も自分で必要な分をとって使ってもらいました。
絵の具も慣れてきたので、みんな無駄に使ったりすることはありません、よく量を覚えてくれていました。もちろん、片付けもいつもどおり。きれいに自分で片付けたところで、紙芝居をして、鑑賞し今日は終了です。しずくや天気が出てくるので、イメージしやすいテーマだったかも知れませんが、お化けが出てきたり、みんな個性がでて、たのしい絵の時間になりました。
ぜひ、作品をご覧になってくださいね。
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